【体験談】大東建託の古いエアコンを新品に交換!交渉成功の秘訣とメッセージ全文公開

賃貸

「最近、電気代がやけに高いな…」「エアコンから出る風、なんだかカビ臭くない?」

大東建託のアパートにお住まいのあなた、その不満、「賃貸だから仕方ない」と諦めていませんか?

実は、その古いエアコン、費用負担ゼロで新品に交換できるかもしれません。この記事では、私自身がダメ元で管理会社に相談し、設置から14年が経過したエアコンを最新の「日立 しろくまくん」に無料で交換してもらった体験談を、交渉テクニックとあわせてご紹介します。「まさか、こんなにすんなりOKしてもらえるなんて…」と私自身が一番驚きました。

恐怖!わが家の14年モノエアコンが抱えていた4つのリスク

交換前のエアコンは、正直言って限界でした。具体的には、無視できない4つのリスクを抱えていたのです。

  1. 【火災リスク】経年劣化による発火の恐怖
    • エアコン本体には「標準使用期間10年を超えると発火のおそれが…」という恐ろしい警告シールが。製造から14年、いつ事故が起きてもおかしくない状態でした。
  2. 【健康リスク】吹き出すカビ臭い風
    • スイッチを入れるたびに、部屋中に広がるカビの臭い。快適なはずの空間で、知らず知らずのうちにカビの胞子を吸い込んでいたのかもしれません。
  3. 【騒音リスク】ご近所迷惑になりかねない室外機
    • 「ブォォォン」という地響きのような室外機の作動音。特に静かな夜間は、「お隣さんはうるさくないだろうか…」とヒヤヒヤしていました。
  4. 【家計リスク】電気代がまさかの3倍!
    • 一番の衝撃は電気代でした。消費電力を測ってみると、別室の新しいエアコンに比べて、なんと3倍以上もの電力を消費していたのです。家計を圧迫する犯人は、このリビングのエアコンでした。

【コピペOK】管理会社を動かした”魔法のメッセージ”全文公開

これらの問題を解決するため、私は入居者アプリ「ruum」から、以下のメッセージを送りました。この一本の連絡が、状況を大きく変えることになります。

件名:リビング設置エアコンの交換検討のお願い

大東建託パートナーズ株式会社 ご担当者様

いつもお世話になっております。 (物件名・部屋番号)に入居しております、(氏名)と申します。

入居から2ヶ月が経過し、快適に過ごしております。 さて、本日はリビングに設置されているエアコンについて、いくつか気になる点が出てまいりましたので、ご相談がありご連絡いたしました。

確認しましたところ、こちらのエアコン(日立 RAS-AJ25A)は2011年製で、今年で14年目を迎えるものと存じます。メーカーが定める「設計上の標準使用期間(10年)」を過ぎており、安全面などを少し心配しております。

具体的には、以下の4点が気になっております。

  1. 安全面での心配 本体の注意書きに「設計上の標準使用期間を超えてお使いいただいた場合には、経年劣化による発火・けがなどの事故にいたるおそれがあります」との記載があり、不安を感じております。
  2. 風の臭い 冷暖房をつけると、カビのような臭いがすることがあります。
  3. 室外機の作動音 作動音が大きく、特に夜間、お隣へご迷惑が掛かっていないか心配です。
  4. 電気代 2ヶ月ほど消費電力を計測してみましたが、入居後に取り付けた別室のエアコンと比較して、電気代が3倍以上かかっているようです。

賃貸借契約書第11条にもございます通り、設備の修繕は貸主様にご対応いただけると認識しております。事故や故障が起きてからでは双方にとって大変かと存じます。つきましては、大事に至る前に、今後の安心のためにも現行品への交換をご検討いただけますと大変幸いです。

もし交換が難しいようでしたら、まずは異臭の問題を解消したく、専門業者による分解洗浄(エアコンクリーニング)をご検討いただくことはできますでしょうか。

お忙しいところ大変恐縮ですが、ご確認いただけますと幸いです。 何卒よろしくお願い申し上げます。

交渉成功率を劇的に上げた4つの”伝え方のコツ”

ただ不満を伝えるだけでは、うまくいかなかったかもしれません。今回、私がメッセージで意識したのは、以下の4つのポイントです。

  1. Point 1:あくまで”相談”という謙虚なスタンスで
    • 「交換しろ!」という高圧的な要求ではなく、「気になる点があるのでご相談が…」と、あくまで相手に判断を委ねる丁寧な姿勢を貫きました。
  2. Point 2:”感情”より”客観的な事実”と”数字”で攻める
    • 「うるさい」「臭い」といった主観だけでなく、「製造から14年」「電気代が3倍」「標準使用期間超過」という、誰もが納得する客観的な事実と数字で具体的に伝えました。
  3. Point 3:”契約書”という伝家の宝刀をチラつかせる
    • 「賃貸借契約書第11条では…」と、貸主の修繕義務が明記された契約書に触れることで、「こちらは正当な権利としてお願いしていますよ」というメッセージを伝えました。
  4. Point 4:”逃げ道”を用意して相手の負担を軽くする
    • 「交換が無理なら、せめてクリーニングだけでも」と代替案(第二希望)を提示することで、相手に「全てを断る」以外の選択肢を与え、交渉のハードルを下げました。

【結果】まさかの神対応!新品の「しろくまくん」がやってきた!

メッセージ送信後、担当者の方から一本の電話が。恐る恐る出てみると、「新しいエアコンに交換させていただきます」との信じられない一言!

しかも、驚きはそれだけではありませんでした。交換品も、もとと同じ「日立のしろくまくん」の新品を用意してくれるとのこと。さらに、6畳の部屋には十分すぎる2.8kWのパワフルなモデルを手配してくれるという、まさに”神対応”でした。

まとめ:諦めたら、高い電気代とリスクを払い続けるだけ

もし、あなたのお部屋のエアコンも古くて調子が悪いなら、諦める前に一度、管理会社に相談してみてはいかがでしょうか。丁寧な伝え方を心がければ、きっと耳を傾けてくれるはずです。

古いエアコンを我慢して使い続けることは、高い電気代を支払い、火災のリスクを抱え続けることと同じです。行動を起こせば、電気代の節約はもちろん、安全で快適な毎日が手に入るかもしれません。

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